『手で鉋を掛けた柱の見える家を造りたい』というご主人のご希望によりご縁をいただきました。将来は1階で生活が完結するよう寝室は1階に、2階は子供部屋のみの間取りになりました。LDKの床・壁は桧材を採用し壁は漆喰、中霧島壁を採用。年月が経つごとに木の艶が生まれ経年美化していきます。
床には桧の厚み3㎝のフローリングで踏み心地もとっても気持ちが良い
手鉋による桧の柱の艶が美しく落ち着きのある玄関
縁側から入るやさしい陽の光が和室を落ち着かせてくれます
2階の階高は低くしつつ勾配天井により空間を広くみせています
2階の廊下から1階の廊下へ明かりが入るよう設計されています
棟梁の技の光る手鉋
漆喰塗りとニッチ
軒を深くして冬は太陽の陽を取り入れ、夏は陽を入れないように計算しました